お役立ち情報
トイレの鍵、ドアが開かない?すぐできる対処法と原因を解説します!
トイレの鍵が急に開かなくなると焦ってしまいますよね。家庭用のトイレの鍵はある一定の年数を経過すると、不具合が生じて開かなくなることがあります。
この記事では、「内側」「外側」それぞれのシチュエーションでトイレの鍵が開かなくなったときにできる対処法を解説します。本記事を読むと、ドアが開かない悩みを早く解決できるかもしれません。
修理する場合の費用相場もあわせてまとめているので、参考にしてください。
トイレの鍵が開かず閉じ込められたときにできること
トイレのドアが開かなくなり閉じ込められた場合は、落ち着いて、できることを慌てず試してみましょう。自分が閉じ込められた場合、大切な人が閉じ込められた場合とそれぞれに分けて説明します。
自分がトイレに閉じ込められたときには、一人で解決をしようとしないでください。一人で助けを待つことで解決までの時間がかかったり命の危機にさらされることもあります。閉じ込められたときにスマートフォンを持っているなら、鍵を開ける業者とともにレスキュー隊にも連絡し、対処を待ちます。
賃貸物件の場合は、管理会社に連絡して「トイレに閉じ込められた」という状況を知らせ、許可をとってから鍵の修理を頼みましょう。賃貸物件は所有権が管理会社にあるため、合鍵を持って立会ってくれます。
トイレに閉じ込められたのが、子どもや高齢者のときは助けを待つ間にさらに危険な状況になるかもしれません。鍵が開くのを待っている間、パニックにならないように声をかけ続け、様子を確認することも重要です。閉じ込められた人の安全を確保できたら、次は鍵を開ける方法を試していきます。
トイレの内側で鍵・ドアが開かないときにできること
トイレの内側に閉じ込められてしまった場合は、慌てずに状況を確認しましょう。ひとつずつ解決方法を試すことで、出られるかもしれません。
トイレのドアが開かない原因は、ドアの仕組みが関係しています。ドアとドア枠を仮止めする金具をラッチボルトといい、この金具の誤作動が閉じ込められた状況を作るのです。ここでは、トイレの鍵やドアが開かない場合に内側できる解決策を紹介します。
助けを呼べる状況ならすぐに助けを呼ぶ
トイレの内側に閉じ込められた場合は、大きな声を出してまわりに助けを求めてください。トイレに窓がある場合は、外に向かって助けを求めることで出られる場合があります。スマートフォンをもちこんでいるなら、電話で外にいる人や業者に連絡をとりましょう。
家族が閉じ込められている場合は、外側から開けてください。緊急時はまわりの力を借りることをためらわず、専門業者に相談するとよいです。
トイレットペーパーの芯やカードを使って開ける
トイレの鍵が開かないとき、トイレットペーパーの芯やカードをドアのすきまから押し込むと開けられます。カードは、免許証やICカードなど薄くて固いものを使いましょう。なければ、トイレットペーパーの芯を薄く伸ばして使います。
ドアを開ける方法として、免許証や診察券などの薄くて硬いカードを使って、ドアとドア枠のすき間に差し込んでラッチボルトをスライドさせるという方法があります。もしカードなどが手元にない場合でも、トイレットペーパーの芯を代用することでドアを開けられるかもしれません。
押すと引っ込む原理を応用して刺激を伝えることで、ドアが開けられるかもしれません。うまくドアが開いたら、無理にドアを閉めないようにそのままにしておきましょう。無理に閉めると再び開かなくなる恐れがあります。
ドア全体を揺らす
ドア全体を揺らして、鍵に振動を伝えてみましょう。ドアのゆがみが原因で鍵が開かない場合もあるからです。
揺らすときには、ドアノブとノブがついていないドアの上側を斜めに手をかけます。ドアの上のほうを叩きながらドアノブを回すとドアの金具が緩んだり、ラッチがうまく作動して開く場合があります。
揺らしても開かないときには、ドアを壊しましょう。命がかかわっている場合は、修理費よりも解決を優先してください。
外から開けてもらう
外からドアノブを回したときにうまく刺激が伝わり開く可能性があります。家族に助けを求めるために大声で呼んだり、ドアを叩いたりして外から開けてもらうようにしましょう。内側からでは伝わらなかった刺激で、それまで開かなかった鍵が開きます。
片側のドアノブだけでうまくいかないときは、外側と内側の両方から同時に回して開くこともあります。ラッチを引っ込めることでドアがあくので、ぜひ試してください。
トイレの外側で鍵・ドアが開かないときにできること
家庭用トイレは、鍵やドアが突然開かなくなることがあります。
トイレにいこうとしたら、ドアが開かず入れなかったり、家族が中に閉じ込められて外から開かない状況だったりすると、焦ってしまいます。公共施設などと違いゆがみが生じている場合もあるでしょう。
外からトイレのドアが開かなくなったときの対処方法を紹介します。
10円玉を使って開ける
ドアノブを観察すると外側にはコインで回す穴があります。家庭用トイレの多くに設置されているこの穴は、非常解除装置で外側から鍵が開けられるようになっています。この穴に10円玉を差し込んで回すと開けられるかもしれません。回すときには、ドアノブを抑えて穴だけを回すようにしましょう。
家庭用トイレの場合は、建付け年数に限らずほとんどのトイレにこの機能が備わっています。10円玉がすぐに見つからない場合は、マイナスドライバーやほかのコインでも対応可能です。すぐに外せ、溝にはまるものなら比較的なんでも大丈夫です。
針金ハンガーを使う
ドアにすきまがあるなら、外側から針金ハンガーを通して強引に開けられる方法があります。それは、針金ハンガーを伸ばしてすきまから差し込み、Uの字になっている部分をラッチにひっかける方法です。上から鍵部分の金具を押し込むように刺激します。
針金ハンガーは、クリーニングに使われているところもあるので、クローゼットの中を探してください。ある程度針金ハンガーに強度がないと、やり方によっては差し込んだときに曲がってしまうかもしれません。
もし針金ハンガーがない場合や、うまくひっかけられない場合は、別の方法を試してみるか、専門業者に相談することをおすすめします。
トイレのドアが開かないときに考えられる原因
トイレの鍵やドアが開かないときに考えられる原因は、主に2つあります。
原因を取り除くことで再発やさらなる危険を防げます。どちらかの理由に心当たりがある場合は、早めに業者に修理・交換をしてもらいましょう。
建物が古くなっている
トイレが古いときは、ドア枠にゆがみが生じていたり外から見えないところが壊れていたりする可能性があります。トイレに入るときに不具合を感じたり違和感を覚えたりするようであれば、早めに専門業者に相談するとよいかもしれません。
ドアの立て付けというのは、築年数が長くなるほど悪くなります。地震や台風などの自然災害で家が大きく揺れた後は、ドアや鍵が開かなくなる可能性が高いです。建付けが悪くなったドアは、蝶番が緩んでいることもあります。
鍵やドアの様子が気になるときは、専門業者に一度相談をしましょう。
鍵そのものが壊れている
トイレの鍵自体が壊れてしまうと、開かなくなることがあります。中の鍵が故障していても、外からすぐには判別がつきにくいです。うまくシリンダーが回らず、引っ掛かりを感じるときは鍵に異常があるかもしれません。
トイレのある場所によっては湿気などで鍵やドアが経年劣化を起こし、錆が発生している可能性も考えられます。お風呂などの水気が多いところに近かったり、空気の通り道ができていなかったりすると劣化の速度が早まります。
鍵の寿命は約10年から15年です。家の築年数を計算し、ある程度の年月が経ったときには修理や交換を検討しましょう。
トイレのドアが開かないときは専門業者に依頼しよう!
トイレの鍵やドアが開かなくなったときは、専門業者への依頼がおすすめです。
自分で修理するとかえって状況を悪化させてしまう恐れがあります。ここでは、専門業者に依頼するメリットと費用相場について解説します。
専門業者に依頼するメリット
トイレのドアが開かない場合、専門業者に依頼すると以下のメリットがあります。
【専門業者に依頼するメリット】
- 素人では壊さずに解決できないケースでも、壊さずに済む
- 安心感を得られる
- ドアを開けるだけでなく、その後のトラブルにも対応してくれる
- 解決までの時間が早くなる
- 費用も割安になることが多い
トイレの鍵が開かない場合は、緊急性が高い場合がほとんどのため、自分でどう対処したらよいかわからない場合には、専門業者に依頼するとよいでしょう。
マルチ救急24は電話口で公正な料金を提示してくれるので安心です。作業後に高額請求される心配もありません。
ドアノブを交換する費用相場
トイレのドアノブそのものを交換する場合の相場は、15,000円です。交換する部品によって価格は異なります。ドアノブ修理なら、費用相場は8,000円程度です。費用はドアノブの形状によって変わります。
ドアノブを自分で交換したいと考える方もいらっしゃるかもしれませんが、ドアノブの鍵の場合、部品の選び方がほかのDIY商品よりも難しいです。
ホームセンターや通販でも購入できますが、部品が合わないと時間の無駄になる場合もあります。また、返品や交換もできない場合もあるため、かえって余分なお金がかかってしまうリスクもあるでしょう。
費用や時間のリスクを考えると、「マルチ救急24」に依頼をするとよいかもしれません。鍵について精通しているため、電話ひとつですぐに依頼できます。
鍵を交換する費用相場
鍵の修理にかかる費用相場は8000円です。鍵そのものを交換する場合は、部品代とあわせて11,000円が必要となります。特別な部品である場合は、取り寄せの可能性もあるのでどのような部品があるかも聞いておくと安心です。
鍵が古い場合は、廃盤になっている可能性もあるでしょう。素人目で判断して、間違ったものを購入すると時間もお金もかかってしまいます。
「マルチ救急24」を利用すれば、電話で修理費用を確認し、納得した上で修理を依頼できます。
まとめ
今回はトイレのドアが開かなくなったときの対処法をまとめました。トイレの鍵やドアがうまく開かなくなると生活する中で落ち着かなくなりますよね。閉じ込められたときには、命にかかわる危険もあります。
トイレのドアや鍵で困ったときには、専門業者に依頼をして修理や交換をしてもらうことがおすすめです。マルチ救急24なら24時間受付可能。すぐに対応してくれる安心感があります。
毎日の生活にかかわることだからこそ、きちんと修理をして安心できる環境を整えたいですね。
【Q&A】
- トイレの鍵が開かない原因は何ですか?
トイレの鍵が開かなくなる原因は、建物の劣化や鍵が壊れている可能性があります。どちらもすぐに対処しておかないと大きな事故につながる危険性があります。
- トイレの鍵やドアノブは自分で修理できないのでしょうか?
自分でも修理できますが、少しでも不安があるようなら専門業者に依頼しましょう。トイレに使われている鍵やドアには、種類があり、適切なものを選ばないと、部品が無駄になったり余分な時間をとられたりする可能性があります。専門家に頼むと余分なストレスを減らし、安心した生活環境を整えられます。